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2019.01.18

経済産業省の「AI・データ契約ガイドライン検討委員会」参画弁護士によるAI実装時の法務・契約に関するトークセッション情報を公開しました。

AI、データを扱う上では、法律や契約に関する理解が欠かせません。特に生データや加工済みデータの著作権は誰に帰属するのか、アルゴリズムは? そのアルゴリズムを利用して新たな創作物を生み出したら? その明確な解答はまだありません。

本セッションでは、経済産業省の「AI・データ契約ガイドライン検討委員会」にも参画されていらっしゃる、STORIA法律事務所 弁護士 柿沼 太一先生をモデレータに、「AI・データ契約ガイドライン検討会作業部会」構成員でもあられる、弁護士法人イノベンティア 松下 外先生、前株式会社Preferred Networks 法務で、現在は株式会社メルカリで経営企画を担当する齋藤 友紀先生をパネリストに迎えます。

AIを実装したビジネスやデータに関する法律・契約の考え方、成果物などの扱い方についてディスカッションすることで、今後のAI実装・運用を更に加速させます。

柿沼 太一 氏

STORIA法律事務所
弁護士

平成3年 東京都立小石川高校卒業
平成9年 京都大学法学部卒業
平成12年 司法研修所卒業、東京弁護士会にて弁護士登録(第52期)
平成14年 兵庫県弁護士会に登録替
平成23年 中小企業診断士登録
平成27年 STORIA法律事務所を杉浦弁護士と共同で立ち上げ

松下 外 氏

弁護士法人イノベンティア
弁護士・ニューヨーク州弁護士
理化学研究所AIPセンター客員研究員

2006年東京工業大学工学部情報工学科卒業(機械学習を研究)、2009年東京大学法科大学院修了。2016年New York University School of Law修了(LL.M. in IBRLA)。2010年弁護士登録(第一東京弁護士会)、2017年米国ニューヨーク州弁護士登録。日本・シンガポール・ニューヨークの法律事務所勤務を経て、2017年1月弁護士法人イノベンティア参画。2017年6月より国内最大級の人工知能研究拠点である理化学研究所AIPセンター客員研究員。2017年12月から2018年3月まで経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会作業部会」構成員。知的財産法(特にAI・IoT・データ)、訴訟・国際仲裁及びアジア法務を主たる取扱分野とする。

齊藤 友紀 氏

株式会社メルカリ
社長室

2007年慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2008年弁護士登録。知財系法律事務所を経て開業後、弁護士登録を抹消して2013年渡米。カリフォルニア大学バークレー校大学院(公共政策)、パデュー大学大学院(経済学)、株式会社Preferred Networksの法務等を経て、2018年11月より現職。2017年2月に弁護士再登録し、同年12月より経産省AI・データ契約ガイドライン検討会委員。