2019.01.31
「エンタープライズ企業が進めるスタートアップとの共創」と題し、パネリストに、Honda R&D Innovations, Inc. Corporate Strategy Managing Director 森本 作也 氏、株式会社みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 シニアデジタルストラテジスト兼 株式会社Blue Lab 最高技術責任者(CTO) 大久保 光伸 氏を、ABEJA COO 外木がモデレータを務めるトークセッションを公開しました。
本セッションでは、Honda Xceleratorプログラムを提供するHonda R&D Innovations, Inc.、テクノロジーをベースに新規事業を展開しようとBlue Labを創立したみずほフィナンシャルグループ、そして総額50億円以上を調達しているABEJAのCFOを迎え、エンタープライズ企業とスタートアップとのAIに留まらないテクノロジー・ビジネスの共創についてトークセッションでお伝えします。
エンタープライズ企業内でのみ閉じて開発を行うのと、スタートアップとのコラボレーション、ミッションの違いや、コラボレーションによって生まれる新たなビジネスについて考えます。
森本 作也 氏
Honda R&D Innovations, Inc.
Corporate Strategy Managing Director
神戸大学経済学部卒業後ソニー(東京)に入社、サウジアラビア、ドバイに駐在して業務用AV機器の市場開拓と中近東本部設立に参画。休職しスタンフォード大学経営大学院(アメリカ)に入学。MBA取得後マッキンゼー(東京)に入社、ハイテク関連プロジェクトに従事。1年のヘルシンキ駐在後、3D認識技術をもつベンチャー、Canesta(アメリカ)に入社。バーチャルキーボード、3Dセンサーの事業開拓ディレクター、プロダクトマネジャーを勤め同社のマイクロソフトへの売却を推進。その後DeNA Global EVP, Exvision COOを経て、Honda R&D Innovations, Inc.(アメリカ)Managing Directorに就任。著書に「SonyとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバルリーダーの流儀」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)。
大久保 光伸 氏
株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタルイノベーション部 シニアデジタルストラテジスト 兼 株式会社 Blue Lab 最高技術責任者(CTO)
約17年間、規制当局のガイドラインに準拠した金融機関システムの企画・開発業務と、先端技術の活用調査・検討業務に従事。前職の金融機関では、日本初となるパブリッククラウドの導入をリードし、国内外で事例を公開。クラウドエコシステムの構築に貢献してきた。現在、株式会社みずほフィナンシャルグループにてデジタル戦略を担当しAPI活用による新規ビジネス開発とオープンイノベーションを推進。
一方では、一般社団法人 金融革新同友会FINOVATORSの共同創業者 兼CTOとして、FinTechスタートアップへのメンタリングやパブリックセクターへの提言、海外FinTech業界団体との連携等により金融イノベーションのエコシステム形成に携わる。2016年11月から一般社団法人 Fintech協会のアドバイザリーボードに就任。2017年7月より株式会社Blue LabのCTOを兼務。
外木 直樹
株式会社ABEJA
1988年生まれ。愛知県名古屋市出身。名古屋大学経済学部在籍時に、グローバル人材育成プログラム成績優秀者に採択。また大学時代にVOYAGEGROUP名古屋ラボの立ち上げに参画し、事業責任者としてスマートフォン関連の新規事業開発に従事。2012年、新規事業立ち上げのコンサルティングを得意とするプロフェッショナルファームに入社し、複数の大手一部上場企業の新規事業立ち上げ、PJマネジメントの経験をして、現職。COO、CFOとして全般に従事、2017年よりシンガポール含めたASEANの事業・組織を統括。